【動画】ストーマ用品13品目のご紹介 レッグバッグ

オストメイトの給付制度では、ストーマ用品の給付対象品13品目が定めらています。
今回は、その対象品目に該当している、レッグバッグのご紹介をします。
オストメイトの給付制度のストーマ用品の13品目の中にレッグバッグがあります。
そもそも、ストーマ用品の13品目とは?
13品目とは、日本オストミー協会が各地方自治体に給付対象として推奨しているストーマケアに使用する用品のことです。
地域生活支援事業によって給付されるため、お住いの市町村によっては日用生活用具に該当しない場合は給付の対象外になるので、市区町村あるいはストーマ販売店でご確認の上ご購入下さい。
レッグバッグは、ウロストミーの方が、排泄処理を長い時間しなくてもいいように、通常のストーマ装具に接続し、ご自身の足に装着して使用する尿を貯める補助バッグです。
また、ストーマ以外の方も泌尿器系でカテーテルを使用している方は利用しています。
レッグバッグを使用する利点
外出時間が長い時、非常時など、いつトイレに行けるかわからない時に尿を貯めることができる。
・尿量が多く重みでストーマの面板がはがれやすくなる場合。
・睡眠時、固定して使用する夜用の蓄尿バッグより、寝がえりをうちやすい。
・職種によって腹部に尿を貯めるより、足にためた方がいい場合、など。
ウロストミー用スト―マ装具とレッグバッグの接続方法
- 石鹸で手洗いをする。
- 採尿袋の排泄口のキャップを開ける。
- 採尿袋の接続管(コネクター)を付ける。
- レッグバッグのコネクターを差し込む。
- 自分の足に装着する場所を決める。膝から下の内側、外側、大腿部など生活に一番支障のない場所をきめる。
- レッグバッグのチューブの長さを調整してカットする。
- レッグバッグの袋の上下に付属のベルトを付けて固定する。
(ベルトが長すぎる場合は、足の太さに合わせてベルトをカットできるタイプもあります。)
※接続部分を汚してしまった場合はアルコール綿などで拭いてから接続して下さい。
レッグバッグの交換目安
メーカーの提示では1週間となっています。
尿の混濁がある、熱が出ているときなどは、衛生面を考慮して早めに新しいものを使用するよう心がけましょう。
レッグバッグのメーカーによる違い
ウエル・カム サポートセンター (wellcomeshop.jp)
容量:350~700mlまで大きさはさまざまです。
使用時間、ご自分の体形、使い分けをするなどで選びます
形:長方形でまちのある形、足先のほうが幅の狭い逆三角形のような楕円形、 袋が膨らまないよう中央を圧着してあるもの、など。
自分の足にしっくりくるものを選びましょう。
値段:1枚580~1,000円程度ですが、メーカーによって商品の入数が変わるので確認して購入してください。
レッグバッグカバー
ウエル・カム サポートセンター (wellcomeshop.jp)

レッグバッグの付属品として、レッグバッグをポケットに収納し固定するものです。ストレッチ素材で、上部の脚用と下腿用があります。
レッグバッグをベルトで固定しづらい方や、直に袋が脚にあたるのに抵抗があるような場合に使用します。
この記事のまとめ
レッグバッグは、ウロストミーの方が使用するものです。
必ず使うものではありませんが、長時間トイレにいけない、蓄尿袋に重みをかけたくない方など、ご自分のストーマライフに合えば便利に使用できるものです。
容量や形など使いやすいものを選んで使用するようにしましょう。
お住いの市区町村によって日常生活用具給付対象にならない場合があるので、ご確認の上ご購入下さい。