【動画】夏場に車内でストーマ装具を保管するとどうなる?
ストーマ装具やアクセサリーの保管方法
ストーマ装具は高温多湿を避けた保管が望ましいとされています。
面板部分の皮膚保護剤やリングは熱や湿度で変形するからです。
逆に、冷蔵庫の中など冷やしすぎや、乾燥しすぎるのも良くありません。
今回は次の2つを検証しています
①夏に車の中にストーマ装具を置きっぱなしにし、どんな変化があるか?
②暑い環境でストーマ装具を貼って活動したらどうなるか?
実際に行ってみたことをお伝えしたいと思います。
使ったストーマ装具
・ストーマ装具…ノバライフ1、セルケア1
・リング…アダプトシール
温度
・外気温度:30度
・車内温度:一般的に、外気温より15度以上高いと言われています
放置時間、貼付時間
・約2~3時間
結 果
①夏に車の中にストーマ装具を置きっぱなしにし、どんな変化があるか?
⇒車内に置いたストーマ装具とリングは柔らかくなりました。
②暑い環境でストーマ装具を貼って活動したらどうなるか?
⇒体に貼付し外気を浴びながら活動したストーマ装具は、少しの力が加わるだけですぐにめくれて剥がれてしまいました。
面板の裏には汗の跡と考えられる白いポツポツした点状の皮膚保護剤のふやけがあり剥がれ易くなっていたと思われます
この記事のまとめ
夏場に数時間車の中にストーマ装具を置いているだけで、かなり柔らかくなっていました。
圧などが加われば変形することも考えられます。
今回は、後部座席に置きましたが、フロントガラスあたりはもっと高温になります。
車にストーマ装具を置くときは置く場所や長時間にならないよう注意が必要です。
また、夏場の屋外での活動は、発汗量が増えるためストーマ装具が剥がれやすくなります。
必ず予備の装具を持って出かけましょう。