【動画】消臭潤滑剤『デオール』のご紹介 

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今回は、消化管ストーマの方が使うデオール消臭潤滑剤の紹介をします。 

https://youtu.be/vo4HxP6SzqA

消臭潤滑剤は、排泄物の臭いの対策や、排泄物自体がストーマ袋からうまく排出しやすくするための商品です。 

商品特徴

デオールの消臭成分は植物の柿からつくられています。渋柿に含まれる柿タンニンのポリフェノールによって、消臭と抗菌作用を得ています。 

そこに、潤滑成分を加えることにより、袋の中になじみやすくなり、排泄物を出すときもスルッと出しやすくします。そのため袋の中も汚れにくくなります。 

排泄物の性状にもよりますが、便器への付着も軽減できます。 

排泄物の処理の時間が短縮する方もいます。 

デオールがストーマについても大丈夫なの?と心配をされる方もいますが、日本食品分析センターにおいて安全性が確認されています。 

デオールの種類

ボトル

デオールのボトルは、白っぽいプラスチック製で、薄いブルーの液体が250ml入っています。液の残量はボトルの外側から確認することが出来ます。 

メーカー推奨の1回使用量は8mlです。スプーン大さじの半分が目安です。 

1本でだいたい30回分になります。 

詰め替え用

詰め替え用は、200mlになりますが、ボトルを再利用でき、経費も少なくなり、レトルトパックのように小さくしてゴミに出せるので、とてもエコです。 

ミニパック

また、10mlの個包装タイプのミニパックもあります。 

ボトルは自宅のトイレに置いておき、外出時はミニパックを持ち歩くという使い方をされている方もいます。 

<実際の使用方法> 

消臭潤滑剤は、基本、ストーマ装具交換時のみでなく、排泄物の処理を行った都度に使用します。 

  1. ボトルの上の部分を指で押さえると、消臭潤滑剤の液が出てくる口が開きます。 
  1. 装具交換時、袋を貼る前に入れる場合、袋の排出口を閉じて、面板の孔より、約8mlの消臭潤滑剤を注ぎ入れ、優しく袋全体になじませます。 

ストーマ装具交換時、袋を貼ってから入れる場合は、袋の排出口から消臭潤滑剤を入れて袋全体になじませます。 

  1. 排泄物を処理した後に入れる場合、しっかり、排出口を拭いてから、約8mlの消臭潤滑剤を袋の中に入れます。この際、多少の排泄物の残りは気にしないようにしましょう。その後、袋内全体になじませます。 

消臭潤滑剤デオールの紹介をさせていただきました。 

まとめ

消化管ストーマの方が使用するものです。

排泄物の処理の都度の手間や費用を考え、試されたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、臭いや排泄物の処理について、お悩みの方は一度試してみてはいかがでしょう。 

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