【動画】オストメイトが行う粘着はくり剤の使用方法

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今回はオストメイトご自身が行う場合の、粘着はくり時の使用方法をご説明します。

粘着はくり剤とは

粘着はくり剤は、はくり剤やリムーバーと呼ばれています。

面板を剥がすときに、皮膚に負担なく剥がすことが出来ます。

粘着はくり剤の種類

粘着はくり剤には、個包装(ワイプ)タイプ、ボトルタイプ、スプレータイプがあります。

個包装(ワイプ)タイプ

使い切りなので外出時など、持ち運びに便利です。

また、1回のストーマ装具交換での使用枚数がわかるため、目安が立てやすく購入時などにも便利です。

ボトルタイプ

目薬のような点眼ボトルに入っており、ふたを取れば、たらすだけで使用できます。

スプレータイプ

スプレー缶のふたを取れば、噴霧ボタンを一押しするだけで使用できます。

それぞれタイプごとに特長があるため、ご自身でお使いになるときは、使いやすさや経済面を考えて選ぶといいでしょう。

粘着はくり剤の使い方

個包装(ワイプ)タイプの使用方法

個包装の袋からシートを取り出し、ストーマ装具の面板と皮膚の間に、シートを滑り込ませるようにして剥がしていきます。

シートを肌にこするというよりは、シートに含んだ液体が面板と皮膚の間に入り込むように使用します。

その他の使い方としては、

あえて、個包装の袋からシートを出すときに袋を少し押さえて、袋の中に液体が残るようにします。はじめに、残した液体を垂らすことで面板の上側を剥がし、残りの剥がしづらい部分にシートを使用するといった使い方もあります。

又は面板が剥がしづらいらくなったら、途中でシートに袋の中の液体を再度しみこませて使用するなどの方法もあります。

ボトルタイプの使用方法

まず、ふたを開けます。次に、目薬のようにポタポタと面板と肌の間にはくり剤の液を垂らします。

途中で剥がれ辛くなれば再度ポタポタとはくり剤を垂らして、しばらくすると面板を剥がすことが出来ます。

スプレータイプの使用方法

スプレータイプは、上下左右どちらの方向からも吹きかけることが出来ます。

噴霧部を指で押さえて噴霧するものや、レバー式のものもあります。

面板と肌の間にシュッと吹きかけしばらく待つと剥がれやすくなります。

途中で剥がれ辛くなれば、再度シュッとして待つと面板が剥がれます。

しばらくすると、面板を強く引っ張らなくても剥がれていきます。

まとめ

粘着はくり剤、リムーバーは多くの商品が販売されています。

ほとんどは無臭ですが、スペアミントや柑橘系の香りのするものもあります。

個包装タイプは、シートの大きさや含まれる液量。

スプレータイプは噴霧する仕組みや液量。

そして、ボトルタイプを含め価格も異なります。

粘着はくり剤、リムーバーを使用することで、面板やテープを剥がす時に肌に生じる、はくり刺激を軽減し肌を守ります。

剥がした後にベタベタと糊残りがある場合にも取りやすくなります。それとともにストーマ装具交換時間の短縮にもなります。

粘着はくり剤、リムーバーは必ず使用するものではありませんが、使用することで得られるメリットが多い商品です。

ご自身が使いやすい粘着剥離剤、リムーバーを見つけておくことをお勧めします。

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