【動画】外付けガス抜きフィルターについて

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昨今のストーマ装具には、ガス抜きフィルターがあるものが多いですが、フィルターがない場合や、バルーニング(フィルターからガスが抜けない状態)に悩まされている場合には、外付けのフィルターを使用することも出来ます

使用する際の注意点

ただし、外付けのフィルターを使用する場合は、ストーマ装具に穴をあけてご自身で貼っていただく必要があります

穴を開けることにより、排泄物がフィルターに触れると染み出てきてしまいますので、軟便~水様便の方には不向きです。その点ご注意ください。

アルケア社:ガスクリン

活性炭を使用しています。消臭しながらガスが抜けるようになっています。

粘着剤のテープをはがして穴のあいたところに貼付します。

コロプラスト社:コロフィルター

こちらも活性炭を使用しています。

同じように粘着剤がついているので専用の針で孔をあけその部分に貼付します。

付属の針がついています。

ベストエイド社:オストイージーベント

こちらはガスを素早く排出させるため、防臭フィルターはついていません。

ストーマ袋をつけたまま排ガスができます。

消臭フィルターがないので臭いはありますが、すぐにガスが抜きたい時などにお勧めです。

外付けフィルターの取り付け方

これらの外付けフィルターはすべて、ご自身で孔をあけることになります。

ストーマ袋を傷つけないよう注意しながら行いましょう。

外付けフィルターの貼付場所は、ストーマ袋の上部につけることがお勧めです。

その他 番外編

ストーマが出血しやすい状態であったり、傷つけたくない場合はあえてストーマ袋のガスを抜かないことで外部からの力を軽減させることもできます。

ガスがクッションの役目をするのです。

このようなときにストーマ装具に付属の、シールを使用している方もいらっしゃいます。

まとめ

外付けガス抜きフィルターは、フィルターがないストーマ装具や、バルーニング(フィルターからガスが抜けない状態)に悩まされている場合には使用を試してもいいかもしれません。

しかし、ストーマ装具袋に穴を開けて装着するため、排泄物の種類によってはフィルターから染み出てきてしまいますので、軟便~水様便の方には不向きです。その点はご注意ください。

今回ご紹介したように、様々なガス抜きフィルター商品が発売されており、性能も向上してきていますが、個々が抱えている全ての問題を解決するというアイテムはまだまだありません。

場合によっては個人で工夫をしていただく必要もあるかと思います。

そのため、何か疑問点や聞きたいことなどありましたら、いつでもウェル・カムサポートセンターまでご相談ください。

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