【動画】ストーマパウチってどう捨てる?
みんなどうしてる? 教えて! ストーマパウチはどう捨てる?
- ストーマパウチの中身の処理は?
- ストーマパウチはどう捨てる?
- 外出したときはどう捨てたらいいの…?
この記事のポイント
- 目安はパウチの1/3ぐらい。トイレに廃棄しましょう。
- ゴミとして捨てられます。自治体のルールに従ってください。
- オスメイト対応トイレを利用しよう!
スマートパウチの廃棄方法
ストーマを付けたその日から、ストーマパウチの交換と廃棄は、日常生活の一部となります。
マナーとルールに従って正しく処分、廃棄することが望ましく、また、自身も処置に慣れてゆく必要があります。
ストーマパウチの中身の処置方法やストーマパウチの廃棄方法、不本意な場所での交換を強いられた場合の対処術などをまとめました。
ストーマパウチ内にある便の廃棄方法
ストーマ装具のタイプにもよりますが、ストーマパウチの中にある便を廃棄する時の動作と注意点は以下の通りです。
【便を廃棄する時の動作】
- 排出口を開く
- パウチの中の便を排出する
- 拭き取る
- 元に戻すもしくは廃棄する
【注意点】
- 便の廃棄はトイレで行う
- 便の廃棄の目安はストーマパウチの約3分の1程度溜まった時
- 装具の仕様については、説明書を読む読むか、医療機関の指示に従う
ストーマパウチ廃棄方法について
ストーマパウチを廃棄する方法は、マナーを守って自治体のルールに従うことが大前提です。
マナーを守って「廃棄できる状態」にする
ストーマパウチを廃棄する前に、パウチを「廃棄できる状態」へ処置します。
【ストーマパウチの処理方法】
- ストーマパウチの便を廃棄する
- ストーマパウチを新聞紙などで包む
- ポリ袋などに入れて密閉する
【注意点】
- ストーマパウチの中身は必ず廃棄する
- プライバシー保護の為にもストーマパウチは外部から見えないように配慮する
ゴミの出し方は自治体ルールに従う
ストーマパウチを廃棄する際は、「おむつ」などと同じカテゴリとなりますが、ストーマ装具は自治体によって処分方法が異なるケースがあります。
無料で回収する地域もあれば、医療廃棄物として回収する地域もあるので、まずは居住している自治体に確認してみましょう。
回収日までの消臭対策
ストーマ装具を交換した日から、ゴミ回収日まで日数がかかるケースもあります。
気になるニオイを対策するためのポイントは以下の通りです。
- 廃棄物を密閉状態にできる専用のテープを使用する
- 蓋つきのゴミ箱にいれて保管する
- ゴミ箱の中に、消臭剤を入れておく(市販の消臭剤・重曹など)
廃棄物を密閉状態にできるテープは、中身が見えない効果もあるため、万が一ゴミ袋の中身が見られても、プライバシーが守られますので、近所づきあいが気になる方におすすめです。
外出先でストーマパウチを廃棄する場合
自宅では自分のタイミングでストーマパウチを廃棄できますが、外出先では想定外のタイミングで、ストーマ装具がトラブルに見舞われることもあります。
外出先でストーマ交換を余儀なくされてしまった場合の対処法を見てみましょう。
オスメイト対応トイレの利用
「オスメイト対応トイレ」とは、ストーマ装具を廃棄できる汚物入れの設置や、トイレに便を廃棄しやすい高さに設置された汚物槽が設置など、ストーマ装着者に配慮された設計となっているトイレのことです。
公共交通機関の施設構内、デパート、ショッピングセンター、美術館、図書館、病院、空港やパーキングエリアなどでよく見かける「多目的トイレ」にオスメイト対応機能が備えられています。
外出をする際は、外出先に「オスメイト対応トイレ」があるかその所在を確認しておきましょう。
外出時は予備の装具や予備の袋を用意しておく
外出先にオスメイト対応トイレがないケースも想定されます。
そんな場合にも慌てず対処できるよう、予備の装具一式と、密閉できる袋、新聞紙、テープなどを用意しておくことがポイントです。
この記事のまとめ
- パウチの仕様はストーマによって違いがありますので、廃棄方法は必ず説明書の指示に従ってください。
- 自治体のゴミとして出す場合は、ストーマだと気づかれない配慮も必要です!
- オスメイト対応トイレは、公共交通機関、公共施設、ショッピングモールなどに設置されています。出かける前に場所をチェックです。
- 廃棄できないことも想定して、外出時は予備を忘れずに!