【動画】運動時のポイントーハイキング編ー
ハイキングを楽しむために注意したいことは?
- 出かける前の準備は?
- ハイキング中に気を付けたいことは?
この記事のポイント
- 体調、ストーマの状態を万全にしましょう。
- コース情報を集めて目的地を決めましょう。
- ウエア、行動用具、非常用具の準備をして、万が一にも備えましょう。
コースの決定
心身ともにリフレッシュするハイキングですが、手術前から歩きなれた方は特に無理をしないように初心者コースから始めましょう。体力やストーマの管理を考えて排泄処理の場所があるかなど、一緒に歩く仲間と目的地を決めましょう。
体調とストーマ装具の管理
前日から食事や水分摂取を整え、睡眠も十分とるようにしましょう。
ストーマ装具の貼り替えは前日にしておくよいでしょう。
ハイキング中にストーマ装具が剥がれないように、ベルトや腹帯を使用する。または、面板周囲をテープ固定すると安心です。
非常用具に追加したい持ち物
予備の交換用ストーマ装具を一式持参しましょう。孔はカットしておきます。ポーチやジップロックにひとまとめにしておきましょう。
ハイキングの途中で、ストーマ袋がいっぱいになったり、漏れたり、剥がれたりしたことを考え、あてがう紙おむつ、またはタオル。排泄物や汚れたものを入れておく消臭機能付きごみ袋、トイレットペーパーやティッシュペーパー、ストーマ装具の交換や処理の時に使える簡易トイレ目隠しポンチョなどを持っていくと安心です。
ハイキング中に気を付けること
ハイキング前には必ず排泄物の処理を行いましょう。また、排泄処理のできるトイレなどチェックしておき利用するようにしましょう。
ハイキングは、汗もたくさんかくので脱水や熱中症対策のため、水分補給を忘れずに。
トイレやハイキング後の入浴時はマナーやエチケットに気を付けましょう。
この記事のまとめ
体調やストーマの状態を整え、前日はストーマ装具交換をして、可能ならベルトや腹帯、面板周囲に固定テープを貼るなど、動きが増えてもはがれづらくなる対策をしましょう。
コース情報を調べて、無理のないコースを選びましょう。
ウエアや行動用具、非常用具などの準備は万全に。
万が一途中で漏れが生じても、あわてずに応急の対処をしましょう。
トイレや入浴施設ではマナーエチケットを守りましょう。