【動画】コンビニで買えるガス・臭い・下痢に良い食品

Print Friendly, PDF & Email

今回は、コロストミーのオストメイトの方が、日常生活を快適に過ごすために、ガス、臭い、下痢が気になるときにコンビニで買える商品を、管理栄養士さんの指導のもと紹介したいと思います。

注意点

これを食べれば、ガスや臭い、下痢が必ず止めることができるという食品はありません。

また、体質は個人差があり、紹介した食品が合わない方もいらっしゃるので、参考にして頂けたらと思います。

基本は、胃腸に負担が少なく、腸内環境を整える食品を選ぶことが大切です。

ガスをおさえる

ガスは約半分が口から飲み込んだ空気です。

早食いやゲップを我慢したり、ダラダラと食事をするとガスが増えます。

また、ストレスで飲み込む空気が増える人もいます。

ガスが出ることは体にとって特別悪いことではありません。

人と会う時や、ガス抜きが頻回にできない時には、食べるものにも気を付けるといいでしょう。

主食は糖質(炭水化物から食物繊維を除いた総称)を中心に消化がいいように調理してあるものを選ぶといいでしょう。

脂肪分の多い食品は消化に時間がかかり胃腸内に長くとどまりやすいので、ガスを発生しやすくなります。

タンパク質は消化に良く、脂肪分の少ない魚を主食にするといいでしょう。

ガスが発生しやすい食品

また、ガスが発生しやすい食品を控えることも大事です。

ガスが発生しやすい食品として、豆類、芋類、栗、牛蒡、炭酸飲料、ビールなどがあります。

コンビニで買える、ガスを抑えるメニューとは(セブンイレブンの場合)

 主食:7プレミアムなべ焼きうどん

 主菜:7プレミアム赤魚の煮つけ

 飲み物:伊藤園お~いお茶

※緑茶に含まれるカテキンは腸内環境を整えると言われていますが、ペットボトルのでは少ないものもあります。

臭いを抑える

便の臭いは、腸内の環境や、腸の働きが悪くなるとき、消化の過程で臭いを発生させる食品を多めに食べたときに強くなります。

臭いを強くする食品

臭いを強くする食品として、ニンニクや玉ねぎ、卵、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、豆類、肉類、魚類、カニ、エビなどがあります。

腸内環境を良くするためには、適度な水分摂取や、腸内環境を整えると言われている食物繊維、善玉菌を含む乳酸菌、ビフィズス菌などを日ごろから摂ること。

腸の動きを助けるため、適度な運動をすることも有効です。

コンビニで買える、臭いを抑えるメニューとは(セブンイレブンの場合)

 主食:シールド乳酸菌入り細巻きひきわり納豆

 主菜:7プレミアムおでん

 飲み物:7プレミアムのむヨーグルトプレーン

※納豆、ヨーグルト、キムチ、オリゴ糖など取りすぎや人によって逆効果になることもあります。

※処方薬やサプリメント、アルコールでも臭いが強くなるものがあります。

下痢症状があるとき

胃腸に負担を掛けない、消化の良いもの、下痢で失ったミネラルや水分を補給するようにします。

冷たいもの、脂分のあるもの、刺激物、食物繊維の多いものなどは避け、少しずつ摂取するようにしましょう。

コンビニで買える、下痢をした時のメニュー(セブンイレブンの場合)

 主食:7プレミアムFD紅鮭ぞうすい

    味の素玉子がゆ

 主菜:7プレミアム茶碗蒸し

 飲み物:アクエリアス500ml

まとめ

コロストミーの方は、食生活にとても気を使っていらしゃる方もいますが、コンビニなどを活用しながらご自身の日常生活をより快適にしてみてはいかがでしょう。

今回は、セブンイレブンの商品を紹介しましたが、お近くのコンビニやスーパーで簡単に手に入るものを、日ごろから買い物ついでに見ておくことをお勧めします。

関連記事